エナメル質
エナメル小柱
エナメル・象牙境を発し、エナメル質の害表面にまで伸びる鍵穴型した構造単位で、4個のエナメル芽細胞によって形成される。
小柱鞘
小柱表面でコアよりわずかに多くの有機性物質を含む。
Hunter-Schreger bands(条)
小柱群が隣接すする小柱群より左または右にわずかに異なる角で曲がり(縦に走るものと斜めに走るため)反復性のパターン(模様)をつくる。
横紋
全てのエナメル小柱は1日に4μmの増加率で沈着される。このときバイオリズムによって石灰化が悪いところが暗い線として現れこれが横紋を形成する。
成長線
律動的で周期的なエナメル質の沈着の結果できる線。石灰化は基質の沈着パターンに沿って進行しミネラルの沈着量の相違が強調されて現れたものとされている。
レッチウス条
エナメル質の形成中にエナメル芽細胞の分泌能が低下し、減形成線ができることがある。この線のことをいう。
新産線(neonatal line)
出生時に環境と栄養が急激に変化するので顕著なレッチウス線が生じる。
エナメル葉
エナメル質表面からエナメル・象牙境に向かって伸びている。発生中に形成され有機質の浸透路とストレス性の生じた亀裂。
エナメル叢
エナメル・象牙境に局在するエナメル質の低石灰化のエナメル質の小柱束である。
エナメル紡錘
エナメル質内に侵入した象牙細管の延長でエナメル叢から丈が低い。
周波状 perikymata
エナメル質表面に到達したレッチウス条
無柱エナメル質
エナメル質外層で見られる小柱構造をとっていない微細結晶でほとんど垂直に配列している。
1 Comments:
At 11:43 PM, uedo said…
まとまってますね。参考にさせていただきます
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